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 竹田フジ子の近況について

更新日:2020年2月8日

竹田フジ子 昭和8年11月3日生まれ 86歳

鶴見キリスト教会名誉牧師 


竹田フジ子は、2019年1月17日に脳梗塞で救急搬送され手術を受けました。

手術は無事に成功し現在に至るまで健康状態も緊急事態なく良好です。


しかしながら摂食・歩行等の機能の障害と、中度の認知障害の後遺症が残っており、

そのため自宅に戻るための回復を目的として,

施設でリハビリ介護を受けて生活しています。

意識ははっきりしていて、自分の状況もよく認識していて、

僅かづつの機能の回復が見られ、本人もとても強い回復したい意欲があります。


右脳の出血だったため、当初は左半身不随の状態で、

左手足の感覚が無いばかりか左側の空間の認識もできませんでした。

回復病棟のリハビリスタッフの皆様のご尽力のおかげで、

スタッフさんたちが驚くほどの回復力で、

健常の右手足にかなり近い動きができるようになり、

顔面の麻痺もなくなり普通の穏やかな表情になり

今は、よくしゃべり、よく笑います。


脳の覚醒具合・記憶力については、時々の調子の良し悪しがありますが、

理解力・判断力・常識・美意識・気配り・優しさ、

そして、信仰は健在です。

一変してしまった状況を冷静に受け入れて、

『感謝だねぇ』を口癖にしています。



手術の前々日には、

横浜ホーリネス教会で開催された新年聖会に一人で行って帰ってきて、

前日には地域の老人会の催しにも参加しています。

当日は疲れもあったのかと思いましたが、

でも様子がおかしいので救急車を手配しました。

救急隊に脳梗塞と判断され緊急手術の受け入れ先を調べてくださったのですが、

午後7時すぎに、85歳(当時)脳梗塞の

緊急手術を受け入れてくれる病院が見つからず、

横浜市消防局の救急車でしたが受け入れてくださったのは川崎市のAOI国際病院でした。

AOI国際病院には、

翌朝にまで及ぶ緊急手術からICU・回復病棟の各医療処置、細やかな気配りの看護、

またその都度の説明・各種手続きの案内まで、

医師の先生方・リハビリテーションスタッフ・看護師さんたち・事務局の方々、

全てが言葉にできないほど素晴らしくて感謝しきれません。


現在は、AOI国際病院の向かいにある、

介護老人保険施設『葵の園・川崎南部』に滞在しています。



最近の母は、いつも機嫌が良く、

会いに行くと「あなた食事は済ませたの?」

帰るときには「気をつけて帰りなさいよ」と

すっかり『以前の普通の母』です。



皆様方には、ご心配・お気遣いいただき大変恐縮しております。

これから先も、長くゆっくりこの生活を続けていくことになると思っています。

今後とも、ご教示、ご支援を宜しくお願いします。




                       竹田 厚信(長男)

                       朝木 育恵(長女)




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